会議室・応接室の木製テーブルという選択肢|意匠性を重視する場合の考え方
会議室・応接室のテーブルは、収容人数や配線対応だけでなく、来客対応や役員室としての意匠性を重視して選ばれる場合があります。実在する木製テーブルを例に、事務用テーブルとの違いや選ぶ際の考え方を整理します。
公開日: 2026-09-13 更新日: 2026-09-13
会議室・応接室のテーブル選びというと、収容人数や配線対応を軸に検討することが一般的です(詳しくは「会議室テーブルの選び方」を参照)。一方で、役員室・応接スペースのように来客対応を重視する空間では、事務用テーブルとは異なる「意匠性」を軸にした選び方も存在します。
この記事の要点
- 役員室・応接スペースでは、収容人数だけでなく空間の意匠性を重視してテーブルを選ぶ場合がある
- 木製テーブルはスチール脚の量産型会議テーブルより高価格帯になる傾向がある
- メーカーが「ダイニングテーブル」として販売する製品でも、会議室・応接用途を公式に想定している場合がある
- 法人利用の実績が公式に確認できない製品もあるため、業務用途での導入前にメーカー窓口へ確認するとよい
事務用会議テーブルと木製テーブルの違い
一般的な事務用会議テーブルは、スチール脚とメラミン化粧板の天板を組み合わせ、複数台の連結や折りたたみに対応した製品が主流です(詳しくは「会議室テーブルの選び方」を参照)。一方、木製テーブルは無垢材や突板を用いた天板で、連結・折りたたみよりも単体での意匠性を重視した設計になっている製品が多く見られます。
マルニ木工「HIROSHIMA」シリーズの「HIROSHIMAダイニングテーブル160」は、深澤直人氏デザインによる木製テーブルで、天板の角を丸く落とした形状が特徴です。天板の樹種はビーチ・アッシュ・オーク・ウォルナットから選択でき、公式サイトでは「会議室・応接スペースでの木製家具統一」および「ホテル・レストランのダイニングスペース」が用途例として挙げられています。
選ぶ際の考え方
| 観点 | 事務用会議テーブル(一般的な傾向) | 木製テーブル(HIROSHIMAダイニングテーブル160の例) |
|---|---|---|
| 天板サイズ | 複数人数向けの規格サイズが豊富 | W1600×D850mm(本製品の場合、1サイズ) |
| 連結・拡張 | 連結金具対応の製品が多い | モジュラー設計ではなく単体での使用が基本 |
| 天板素材 | メラミン化粧板が主流 | 無垢材・突板(樹種を選択可能) |
| 価格帯 | 比較的抑えられる傾向 | 高価格帯になりやすい(本製品は税込19万6,900円) |
| 向いている空間 | 一般の会議室・研修室 | 役員室・応接スペース・ホテルのダイニング等 |
選定時のポイント
用途を明確にする
多人数会議か、来客対応中心の応接利用かで適した形状・サイズが変わる
同シリーズの椅子との組み合わせを検討する
HIROSHIMAシリーズにはアームチェア・ソファも展開されており、統一感のある空間を作りやすい
法人導入の実績を個別に確認する
公式サイトに業務用途での具体的な導入実績の記載がない製品もあるため、メーカー窓口への確認をおすすめする
納期を発注スケジュールに組み込む
木製の受注生産品は、量産型の事務用家具より納期が長くなる場合がある
この記事で断定していないこと
- 木製テーブルが事務用会議テーブルより「優れている」とは断定していません。用途・予算に応じた選択肢の一つとして紹介しています
- 本記事で紹介した製品の法人・業務用途への具体的な導入実績は、本記事作成時点で公式に確認できていません
参考資料
執筆
KaguErabi編集部
家具業界での実務知見をもとに、法人向け家具の選び方を調査・整理して発信しています。
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よくある質問
木製テーブルは事務用の会議テーブルより高いのですか?
一般的な事務用会議テーブルと比べて、無垢材・突板を用いた木製テーブルは価格が高くなる傾向があります。今回例に挙げたマルニ木工「HIROSHIMAダイニングテーブル160」は税込19万6,900円(本記事作成時点の公式サイト価格)で、スチール脚の量産型会議テーブルより高価格帯に位置します。予算と用途のバランスで検討することになります。
会議室にダイニングテーブルを使ってもよいのですか?
メーカーが「ダイニングテーブル」として販売している製品でも、公式サイトが「会議室・応接スペースでの木製家具統一」を用途例として挙げている場合があります(HIROSHIMAダイニングテーブル160の例)。ただし業務用途への具体的な導入実績が公式に確認できない製品もあるため、法人利用を検討する場合はメーカー窓口に用途を伝えて確認することをおすすめします。