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医療・介護施設の収納家具(床頭台・システム収納)の選び方

医療・介護施設の収納家具は、抗菌仕様や用途別のユニット構成など、一般的なオフィス収納とは異なる観点で選ぶ必要があります。床頭台・システム収納の実例から、確認すべきポイントを整理します。

公開日: 2026-09-12 更新日: 2026-09-12

医療・介護施設で使われる収納家具は、患者・利用者の身の回り品を収納する床頭台や、受付・調剤エリア向けのシステム収納など、用途に応じた専門的な設計が求められます。実在する製品の仕様を参考に、選定時の確認ポイントを整理します。

この記事の要点

  • 床頭台は病室のベッドサイド収納で、冷蔵庫収納・テレビアーム等の機能をカスタマイズできる製品がある
  • 病院受付・調剤薬局向けには、ユニットを組み合わせるシステム収納家具という選択肢もある
  • 抗菌仕様はあくまで菌の繁殖を抑制する加工であり、日常清掃の代替にはならない

床頭台の選び方

株式会社中村商会メディカル事業部の「ロータイプ床頭台」は、圧迫感が出ないよう低めに設計された床頭台で、抗菌仕様の素材を採用しています。冷蔵庫収納やテレビアーム(回転板または壁掛けアーム)等の機能をカスタマイズでき、キースイッチタイマーや鍵付き引出し等のオプションにも対応しています。オーダーメイド対応のため、正確な寸法・型番は個別見積もりでの確認が必要です。

受付・調剤エリア向けシステム収納

ダイシン工業の「バリアス・シスト メディカル」は、システム収納家具に調剤トレーや麻薬庫等を追加できる医療施設向けモデルです。ユニットを組み合わせる設計のため、病院受付・調剤薬局など、設置場所に応じた構成が可能です。

選定時のポイント

  • 設置場所ごとに必要な機能を整理する

    病室(床頭台)と受付・調剤エリア(システム収納)では、求められる機能が異なる

  • 抗菌仕様の意味を正しく理解する

    菌の繁殖抑制であり、消毒・清掃の代替ではない点を踏まえて運用する

  • オーダーメイド対応の製品は個別見積もりを取る

    標準寸法がない製品は、納入事例ごとに仕様が異なるため、早めに問い合わせる

  • 将来的な機能追加の可否を確認する

    システム収納家具はユニット追加が可能な場合があるため、将来の用途変更にも対応しやすいか確認する

この記事で断定していないこと

  • 両製品とも、公式サイトに単一の型番・標準寸法の明記がないため、具体的な数値は挙げていません
  • 抗菌仕様の効果範囲(対象となる菌の種類等)は、メーカーが公表する範囲でのみ記載しています

参考資料

執筆

KaguErabi編集部

家具業界での実務知見をもとに、法人向け家具の選び方を調査・整理して発信しています。

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よくある質問

床頭台とは何ですか?

病室のベッドサイドに設置する、収納・テレビ台・冷蔵庫収納等を兼ねた家具です。患者の身の回り品の収納や、テレビ視聴のためのアーム機構等を備えた製品があります。

抗菌仕様の家具であれば消毒は不要ですか?

いいえ。抗菌仕様は素材表面での菌の繁殖を抑制する加工であり、日常的な清掃・消毒の代替にはなりません。施設の衛生管理基準に沿った清掃を継続する必要があります。